わん太郎読書日記

趣味で読書をしています。興味を持ってもらえたらうれしいです。

逆ソクラテス/小学生の世界ってこんなだったな。

伊坂幸太郎/集英社文庫/短編全5偏 逆ソクラテス (集英社文庫(日本)) [ 伊坂 幸太郎 ]価格: 792 円楽天で詳細を見る 感想というよりエッセイです。 だから、ちゃんと表明するんだ。僕はそう思わない、って。君の思うことは、他の人に決めることはできな…

「近畿地方のある場所について」このホラーがすごい!2024年版 宝島社 国内編第1位

背筋/KADOKAWA 近畿地方のある場所について(1) [ 背筋 ]価格: 1430 円楽天で詳細を見る あらすじ 編集者小沢は近畿地方のある場所で起きた過去の様々な怪奇現象についてオカルト雑誌で特集を組もうとしていた。だがそれらに関連する過去に掲載さ…

「夏への扉」時空を超えた逆転劇

ロバート・A・ハインライン/福島正実訳/早川書房 夏への扉〔新版〕 (ハヤカワ文庫SF) 作者:ロバート A ハインライン 早川書房 Amazon あらすじ 技術者の主人公は親友と一緒に会社を起ち上げる。主人公の発明品はヒットし会社も順調だったが、親友に発明品…

「こころ」不完全な自分との葛藤

夏目漱石/新潮文庫/代表作 あらすじ 明治末期、大学生の主人公は夏休みに海辺で「先生」と出会い交流を続けていく。「先生」は奥さんと下女と静かに暮らしているのだが、どこが人との関わりを避けそして孤独を抱えて生きている人なのだ。主人公が大学卒業…

「変身」カフカ没後100年不朽の名作

フランツ・カフカ/角川文庫/代表作 変身 (角川文庫) 作者:フランツ・カフカ KADOKAWA Amazon あらすじ ある日突然目が覚めると主人公のサラリーマン男性が虫けらになっていた。それまでは家族を養う側だったが養われる側になってしまう。初めのうちは心配し…

「幸せへのセンサー」迷子になった心の軌道修正本

吉本ばなな/幻冬舎 幸せへのセンサー (幻冬舎単行本) 作者:吉本ばなな 幻冬舎 Amazon 内容 吉本ばなな先生が幸せについて考えていることをエッセイ風にまとめた本。自分の感覚を取り戻すことの大切さ、そしてその感覚を取り戻すための小さいなヒントが詰ま…

「キッチン」

吉本ばなな/新潮文庫/ロングベストセラー キッチン 作者:吉本ばなな 幻冬舎 Amazon あらすじ 主人公みかげは唯一の肉親だった祖母が亡くなり、祖母が親しかったみかげと同じ大学の雄一とその母親(本当は父親)の家で突然一緒に暮らすことになる。 奇妙で…

「東京都同情塔」近い将来の多様性の姿か

九段理江/新潮社/芥川賞受賞作 東京都同情塔 作者:九段理江 新潮社 Amazon あらすじ 犯罪者は犯罪者になる前は不遇な環境にいた被害者。かわいそうな人たちである。 だから同情し支援するために東京の美しい場所に高層タワーを建設、 そこで幸福な生活を送…

「ボッコちゃん」読みやすさ抜群のSF小説

星新一/新潮文庫/代表作 ボッコちゃん(新潮文庫) 作者:星 新一 新潮社 Amazon おすすめの理由 ショートショートの神様、星新一の世界観を味わってほしい。 50編で読みやすい上に起承転結があるので読み応えがある。 子どもから大人まで幅広い世代におす…

「暗殺」元総理大臣銃殺事件の真相

柴田哲孝/幻冬舎/話題のベストセラー 暗殺 (幻冬舎単行本) 作者:柴田哲孝 幻冬舎 Amazon あらすじ 実際の事件をモチーフにしたフィクション小説 元内閣総理大臣が演説中に聴衆の目の前で銃撃され殺された。 犯人はある宗教団体に恨みを持つ者で、その場で…

「カラフル」絶望からの再スタート人生

森 絵都/文藝春秋/第46回産経児童出版文化賞受賞 カラフル (文春文庫) 作者:森 絵都 文藝春秋 Amazon おすすめの理由 中高生向けの小説だが、大人が読んでも十分に満足が得られる内容になっている。 何かを踏み出すための勇気を与えてくれる。 読みやすい…

「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした」心に寄り添うお守り本

クルベウ著/藤田麗子訳/ダイヤモンド社/超話題作 大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした 作者:クルベウ ダイヤモンド社 Amazon この本は、生きづらさを感じている人たちへ向けて、 やさしく寄り添ってくれるようなエッセイ本です。 私が、一番好きな箇所…

「君が手にするはずだった黄金について」行き過ぎた承認欲求

小川哲/新潮社/本屋大賞ノミネート作 君が手にするはずだった黄金について 作者:小川哲 新潮社 Amazon あらすじ 高校の同級生が投資詐欺で逮捕された。 この小説は、承認欲求に飲み込まれ一線を超えてしまった人たちの話。 感想 ここに登場してくる人物た…

「君のクイズ」クイズ番組の真実

小川哲/朝日新聞出版/本屋大賞小説 君のクイズ 作者:小川 哲 朝日新聞出版 Amazon あらすじ あるクイズ番組の決勝戦で、 問題文が一文字も読み上げられない中で正解し優勝した者がいた! これは果たしてやらせなのか。 感想 クイズ番組というものが、視聴…